ジョン・クラカワー「荒野へ」

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    KENです。

    今から10年前に「イン・トゥ・ザ・ワイルド」という映画を観たんですが、今更ですが原作があると知り、気になったので読んでみました。

    原作は邦題で「荒野へ」。

    実話に基づいたドキュメント的作品で、

    アメリカに住む青年クリスが、大学卒業後に家族を離れて俗世を捨て、アラスカの大自然の中で生きる事を目的にひたすら放浪し続け、最終的にはアラスカの森の中で死にいたるという内容。

    映画ではイマイチよく判らなかった主人公が持つ自然界の中で孤独に生きる事へのあくなき執着心の発生要因が、原作を読むと少しは判る気がしました。父親の不倫と重婚が少なくない要因であると感じました。


    筆者クラカワー自身がクリスとの類似点を認識していて、クリスの行動を客観的に書きつつも共感もしており、全体的に肯定的な優しさを感じる点が良かったです。

    とは言え、クリスの行動は結果として己の若い命を落とし、多くの人間を悲しませた訳で、例え彼が自然界の中で絶対的幸福を手にしたのだとしても、あまりにも自分勝手で代償が大きく愚かであったという点は否定できません。


    ワタシ自身が父親となった今、本作品を読むと、「やっぱり家族は大事だよニャー」と当たり前の事をひしひしと感じました。


    以上!



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