鴨志田穣「酔いがさめたら、うちに帰ろう」

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    断酒157日目のKENです。

    断酒してからアル中やお酒にまつわる本を2冊読みました。

    中島らも「今夜、すべてのバーで」

    アレン・カー「禁酒セラピー」

    の2冊です。

    そして、そして、

    3冊目としてアマゾンで購入したのがコチラ。

    鴨志田穣「酔いがさめたら、うちに帰ろう」。

    本屋で探してもどこにも売ってなかったので、アマゾンで購入しました。

     

    帯のコメントにある通り正に「情けなくて笑えて切ない脱アル中私小説」でした。

    鴨志田穣氏本人が己のアル中体験をそのまま小説にしているようですが、

    序盤から中盤までは主人公がアル中に苦しみながら日常を送る様子をあっけらかんと書いており、

    暗さがあまりないのが特徴ですが、言い換えればアル中という病気に完全に蝕まれて抵抗ができない状態なのでしょう。

    離婚している妻と子供たちが主人公を完全に見捨ててはおらず、要所要所でサポートしてくれる事も作品を暖かくしています。

    飲酒による事故を何度も繰り返した果てに、最終的にはアルコール病棟へ入院。

    そこで遭遇する患者達はみな一癖もふた癖もある人物ばかりで、病棟内ではしょっちゅうドタバタ劇が起こります。

    そんな中で、主人公は順調に脱アル中の道を進むかと思われましたが、

    そこには予想を超えるかなり衝撃的な結末が待っているのでした。

     

    己が抱え続けたヘヴィなテーマを、終始感傷的にならずに書ききった筆者の姿勢には好感が持てますし、感動すら覚えます。

    サクっと読めますが、色々な意味で心にじんわりと残る1冊でした。

     

    ちゅーわけで、ワタシの断酒は続きます。

    以上!!!


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      • 2017.05.26 Friday
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      • 21:40
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      コメント
      私は鴨志田氏の元妻、西原理恵子の作品が好きで彼の物語は彼女を通して知りました。彼の視点からの話も興味ぶかいですね。ちなみに彼女側の話は’毎日かあさん’というコミックで読めます。面白いですよ。
      • Satsuki
      • 2017/04/16 9:29 PM
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